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| 王様の涙 |
スペインの赤ワイン『王様の涙』を買って(ワインの写真は古いものとなります。)きました。
ワインコイン程度でお得に買えて、味わいも安定した美味しさがあるので最高ですよね!
また、スペイン産ワインの国内販売数量ナンバーワンなのだそうです。
スペインのワイン
歴史的には、紀元前1100年頃にフェニキア人がブドウ栽培を伝えたのが始まりで、大航海時代にはシェリー酒が世界へ輸出され、名声を得ることとなります。
ちなみに好きなスペインのシェリー酒はティオ・ぺぺです。
ティオ・ペペとはスペイン語で『ペペ叔父さん』という意味になります。
創業者であるマヌエル・マリア・ゴンザレスの叔父、ドン・ホセ・アンヘル・デ・ラ・ペニャのことを指しています。
このシェリー酒は、料理店でオーダーしたとしてもリーズナブルな価格でありながらナッツのような香ばしい香りと、切れのあるドライな味わいが特徴です。
シェリー酒はそのまま飲んでも風味豊かで美味しいのですが、料理に使うととても素晴らしい表現力をプラスしてくれます。
シェリー酒が好きなのでこのお酒のことばかりを書いてしまいましたが、スペインのワインは世界最大級のブドウ栽培面積を持っています。
地中海性気候から大陸性気候まで幅広く、メセタ(スペイン中央部を占める乾燥した広大な台地)などにより個性的な土地や風土によってブドウの味わいも様々です。
そのことから固有品種が多く、赤・白・ロゼ・スパークリング・酒精強化(私の大好きなシェリー酒!)まで幅広いスタイルのワインが存在しています。
そして高品質ながらも価格が手頃なワインが多く、デイリーワインやテーブルワインに最適なものが揃っているんですよね!
王様の涙の特徴
- 地域:カタルーニャ地方
- 格付:ヴィノ・デ・メサ(大量生産されたテーブルワイン)
- 味わい:ライトボディ
- 品種:テンプラニーリョ65%、ガルナッチャティンタ35%
ワインの説明
『外観は明るいルビー色で、チェリーやイチゴジャムのようなフルーティーさがあり、若干の甘味と、心地良い渋みのあるワインです。』
一口飲むと、サラリとした味わいで後味もスッキリとしていて良い感じです。
口当たりに抵抗がないので、スルスルと飲めます。
赤は酸味、苦み、渋み、香りが個性的では無いものの、バランス良くクセの無い状態で軽く整っているので、テーブルワインとして活躍すると思います。
スペイン産のワインなので、やはりスペイン料理と合わせながら、王様気分で食べて飲みたいですね!
王様の涙のネーミングの由来
格好いい感じの文字を適当に思い浮かべながら付けた名前では無くて、こういった逸話があるそうです。
昔々、ある王様がカタルーニャ地方に狩りに行ったそうです。
その帰り道に道に迷ってしまい、彷徨い歩いていると、ある一軒の農家を見つけました。
歩き疲れて喉も渇いているので、飲み物を求めた所、ワインを差し出されました。
飲んでみると、これがとても美味しかったそうです。
そして、もてなした農家の方々の優しさと気配りにも感動して、思わず王様は涙を流したのだそうです。
これが本当の王様の涙の由来なのだそうです。
何だか良い話ですよね。

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