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| 骨付き鶏もも肉の唐揚げ 甘酸っぱい香味ソース |
鶏皮がパリッと香ばしく揚がった骨付きの鶏もも肉に、甘酸っぱい味わいのソース(油淋鶏のソースのような味わい)と香味野菜の香りと風味が食欲を刺激してきます!
鶏もも肉は揚げる前に、八角、生姜、長ネギ、紹興酒と共に1時間程度寝かせた後に蒸し器で蒸しています。
そうすることによって、鶏肉の風味と香りを高めシットリとした食感と味わいを得ることができます。
甘酸っぱい香味ソースは、長ネギ、生姜、香菜、中国醤油、酢、ゴマ油、水、砂糖を混ぜ合わせて作りました。
それにしても骨付きの肉を使った料理は見た感じだけで、とても美味しそうでゴージャス感が増しますよね!
骨の周りの肉は美味しいとよく言われますが、これは幾つか理由があるそうです。
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| スペアリブ |
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| 骨付き鶏 |
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| ラムチョップ |
- 骨の周辺には筋、腱、骨髄、結合組織が密集し、アミノ酸などの旨味成分が多く含まれており、加熱するとコラーゲンがゼラチン状に分解され、ジューシーで旨味が凝縮されるから。
- 骨があることによって加熱が緩やかになり、肉の中までゆっくりと火が通るので水分が保持されやすく、その結果として肉汁が保たれよりジューシーになるから。
- 骨の周りの肉はよく動かす部位のために筋肉が発達しており、引き締まった肉質と歯ごたえがあり、食べ応えがあるから。
骨は見た目だけの美味しさの演出だけではなく、味わいにも重要な役割を果たしているということが分かりますよね!
材料(2人分)
- 骨付きの鶏もも肉・・・1本
- 長ネギ・・・1本
- 生姜・・・0.5片
- 揚げ油・・・適量
- 塩・・・小さじ0.5杯
- 八角・・・1個
- 紹興酒・・・大さじ1杯
- 水溶き片栗粉・・・適量
- みじん切りにした長ネギ(ソース用)・・・大さじ1杯
- みじん切りにした生姜(ソース用)・・・大さじ0.5杯
- みじん切りにした香菜・・・(ソース用)・・・大さじ0.5杯
- 中国醤油(ソース用)・・・大さじ1杯
- 酢(ソース用)・・・大さじ1杯
- ごま油(ソース用)・・・大さじ0.5杯
- 水(ソース用)・・・大さじ0.5杯
- 砂糖(ソース用)・・・大さじ0.5杯
代用食品
上記の材料が揃わない場合の代用の食材の一例です。
家にある食材を使って作ってみてください!
なにか新しい発見があるかもしれません!
- 骨付きの鶏もも肉の代用:鶏もも肉
- 八角の代用:五香粉
- 紹興酒の代用:日本酒、本みりん、白ワイン、シェリー酒
- 香菜の代用:イタリアンパセリ、バジル、セロリの葉、セリ、三つ葉、人参の葉
- 胡麻油の代用:家庭に常備してある油 作り方
- 中国醤油の代用:日本の濃い口醤油
作り方
- 鶏肉に塩を振りかけて馴染ませます。
- バットに鶏肉を入れ、四つ割りにした長ネギと薄切りにした生姜といくつかに割った八角を乗せて紹興酒を振りかけて1時間程度寝かせます 。
- 寝かせている間にソース用の材料を混ぜ合わせてソースを作ります。
- 蒸し器にバットを入れて30分程度弱火で蒸します。
- 蒸し上がった鶏肉を取り出し、水溶き片栗粉をまぶして強火で表面がカリッと香ばしくなるまで揚げます。
- 揚げた鶏を関節部分に包丁を入れて切り分け(骨付きなので切るのが難しそうでしたらそのままの姿でも良いです)ます。
- 鶏肉をお皿に並べて香味ソースをかけてできあがりです。
旬の食材
- 長ネギ:12~2月
- 生姜:6~8月(新生姜)、9~11月(根生姜)
- 香菜:ハウス栽培がされているため市場では通年出回っていますが、露地物は3~6月




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