春キャベツとアンチョビのスパゲッティ: 美味しさと食材の魅力の融合

春キャベツとアンチョビのスパゲッティ
春キャベツとアンチョビのスパゲッティ


そろそろ夏が終わって秋になってくる季節なのですが、季節外れの『春キャベツとアンチョビのスパゲッティ』をご紹介いたします。

お手軽に作れて、とても美味しい一品ですよね。 

春キャベツの甘味としんなりとしていて柔らかな食感に、アンチョビの塩気と風味が旨味をプラスしています。 


ちなみに春キャベツは秋に種をまいて3月から5月にかけて収穫する品種で、主な産地は千葉県銚子市、神奈川県三浦市など、温暖な海洋性気候の地域が中心となっています。


春キャベツ
春キャベツ

春キャベツの特徴は、一般的な普通のキャベツと比べて、黄緑色の葉が柔らかく緩やかに巻かれており、水分量が多く瑞々しいと味わいと甘味があります。 




キャベツ


キャベツ
キャベツ

キャベツは古代よりイベリア人が野生のものを利用していて、次にその原種がケルト人に伝わって栽培されるようになり、そしてヨーロッパ中に広まっていったそうです。 

古代ギリシャやローマでは、胃腸を整える薬草として食されていたそうです。 

日本には幕末の1850年代に伝わり、最初は外国人居留地用として栽培されていたそうですが、一般の日本人が口にすることは無かったそうです。

主にジャガイモの花と同じく観賞用(葉牡丹)として栽培されていたそうです。 


葉牡丹
葉牡丹

 一般的に食べられるようになったのは、文明開化と共に西洋料理が伝わった明治時代以降からだそうです。 


ちなみに、葉牡丹は食用植物であるキャベツやケールと同種なので食べることは可能なのだそうですが、食用に改良されているものでは無くあくまで観賞用なので、噛むと硬くて味のほうも良くないということです。 




材料(2人分) 


  • キャベツ・・・4枚 
  • ニンニク・・・2片 
  • EX・ヴァージン・オリーブオイル・・・大さじ4杯
  • 赤唐辛子・・・2本 
  • 塩・・・少量
  • 胡椒・・・少量 
  • イタリアンパセリ・・・適量 
  • アンチョビ・・・2枚 
  • パスタ・・・140グラム 




代用食品


上記の材料が揃わない場合の代用の食材の一例です。 

家にある食材を使って作ってみてください! 

なにか新しい発見があるかもしれません! 


  • イタリアンパセリの代用:バジル、パセリ、セロリの葉 
  • EX・ヴァージン・オリーブオイルの代用:家庭にある油
  • アンチョビの代用:オイルサーディン 




作り方 


  1. キャベツは手でちぎります。
  2. 赤唐辛子は種を抜いて小口切りにします。
  3. パスタを茹でます。 
  4. フライパンにEX・ヴァージン・オリーブオイルを入れて熱し、みじん切りにしたニンニク、唐辛子を入れて熱します。
  5. ニンニクが色づき良い香りがしてきたら、アンチョビを入れて炒め解し、キャベツを入れてさらに炒めます。 
  6.  キャベツがしんなりとしてきたら、パスタのゆで汁を少量、塩、胡椒、みじん切りにしたイタリアンパセリを加えます。
  7. パスタを加えて混ぜ合わせ、EX・ヴァージン・オリーブオイルを少量加えて塩、胡椒で味の調整をします。 
  8. お皿に盛り合わせ、別途カリカリに揚げたみじん切りにしたニンニクとみじん切りにしたイタリアンパセリを振りかけてできあがりです。 




食材の旬 


  • キャベツ:11~2月(寒玉)、3~5月(春玉)
  • ニンニク:6~8月 唐辛子(辛味種):7~11月 
  • イタリアンパセリ:3~5月、9~11月

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